イーサン・ホークが好き

あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

お正月気分を引きづりたいのですが、もうそろそろ普通の日常になってまいりました。

突然ですが、2019年初の映画を見まして、そのお話です。

イーサン・ホーク(Ethan Hawke)が好きなので、何か、新しい映画出てないかなと、探してみたところ、ありました!

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『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』

実在したカナダ人女性画家のお話です。彼女の生涯の伴侶をイーサン・ホークが演じます。とてもいい映画でした。イーサン・ホークの出る映画は面白い!! (持論)

イーサン・ホークって、若い頃は正統派のイケメン俳優で、代表作に『いまを生きる』(飛行機の墜落事故に遭って、死んだ仲間の肉を食べて生き延びるという映画) や、『ガタカ』(近未来SFストーリーで、遺伝子情報によって差別される世の中の話)などがあります。

私が一番好きなのは、『恋人までの距離』。この映画はのちに3部作になります。多分、当初は3部作の予定ではなかったんじゃないかと思います。なぜなら、三作も創るほど、ストーリが強くなかったんです。でも、あの続きどうなったんだろう。。って思っていたら、忘れたくらいの頃に続編が出て。。結果、とても面白い3部作になってます。1作目から3作目の間が18年空いているので、この時間の経過がイマジネーションを膨らませて、ストーリーの強さを補っているように思います。(ちなみに好きなシーンは2作目の終わり、エンドロール直前です)

このシリーズを通して、イーサン・ホークは、1作目では勢いのあるイケメン俳優で、2作目ではジブさが加わって、3作目では、目や表情で語ってます。

この流れが、彼の俳優としての変化のような気がします。

イーサン・ホークが出る映画は、90年代は、ストーリー性やアイデア性のある作品が目立ち、最近では、演技力や彼の個性が目立つ作品が多いように思います。

『しあわせの絵の具』で演じるエベレットという男性は一言で言うと「無骨」。この一言を脚本家とイーサン・ホークのイマジネーションで一人の「無骨な男性」像を創り上げています。実在の人物とは違う人で、これは、映画の中にいるそこの「無骨な男性」。そんな気がしてしまうくらい、映画の中で生きていました。シンプルな言葉ですが、深みを出して演じる。

イマジネーションを演技を通して、形にする。シビれます。。

荻窪写真館では白を背景に皆様を撮影しています。ストーリー性やアイデアというのは面白みを作りますが、シンプルな背景は、より、被写体の個性を引き出してくれます。被写体の、深み、空気感、それを感じるような写真を目指して撮影しています。シンプルな中でこそ、イマジネーションを駆り立てる。そんな写真です。


Naomi Meno